乳もみ師の仕事内容と乳もみ師になる方法

乳もみ師とは

 

 

「乳もみ師」というのは職業です。マイナビニュース会員対象に2012年7月23日~2012年7月28日まで、調査数:男性392人、調査方法はインターネットログイン式アンケート、ということで実際に1位を獲得したのが「乳もみ師」だったのです。

 

言葉だけを聞くといろいろな想像をくり広げてしまいそうですが、けっして変な仕事ではないのです。

 

「乳もみ師」は、出産後に母乳が出ない場合や、乳が張って痛いときに、乳房をマッサージしてそれらの悩みを改善させる職業なのです。マッサージをされる側の人は、その痛みで泣き叫ぶこともあると聞きますので、実は結構ハードな職業なのかもしれません。実際に、中国では「乳もみ」と「乳母」という乳房関連職業というのが注目を浴びているとのことです。

 

もともとこの2つの職業は新しく登場したものではないのですが、現在の中国社会の実情を示しているのかもしれません。日本でも昭和30年代までは実際にあった職業なのだそうです。戦後すぐに生まれた世代の人なら、この職業があったことを覚えているかもしれません。

 

按摩と同様に日本では盲人の仕事だったようで、当時の盲人たちそのままに濃い青色の丸レンズの眼鏡を掛けていたそうです。

 

「乳もみ」というのは、出産後に母乳が出ない時、または乳が張って胸が痛くて我慢できない時に、乳房をマッサージして母乳を出させたり、乳房の痛みを緩和するための職業だったとされています。中国ではプロの人がいます。初のプロは35歳の女性ということです。福建省福州市の新聞「海峡消費報」(2006年12月7日付)にその関連記事が出ています。