母乳が出ない悩み
さて、中国ではプロの人がいるわけですが、それは需要があるからに他ならないでしょう。もともと日本でも統計によればママの約90％が母乳育児を望んでいるとされ、反面、人間の体にはいろいろ個体差があるので、産後ありあまる程タップリ母乳が出るママもいれば、どうしても母乳が出ない、母乳が出ても僅かで悩んでいる女性もいます。
母乳がしっかり出ないと、赤ちゃんが健康に育たないのでは、栄養不足になるのでは、病気がちになってしまうのでは、といろいろ心配も出てきます。授乳で赤ちゃんに母乳を与えても足りないためか、すぐに泣き出す赤ちゃんもいます。そんな状態だと母乳ノイローゼになってしまうかもしれません。
また、どんな対策をしても、どうしても母乳が出ないというママもいます。その原因と考えられているのは、母乳の原料となる体液（血液）の不足です。母親の体内量が少ないと、当然母乳の量も減ります。また、量が十分にあった場合でも、母乳の流れる道が狭くなっている、汚れているなどすると、母乳の出が悪くなってしまいます。
普段の食生活の乱れ、過度のストレスなどから、ドロっとした母乳になってしまうこともあります。こうして、母乳の流れが悪くなることがあります。
本来、こうした母乳トラブルはよくある事ですから、あまり必要以上に悩まないことが大切です。水分を多く摂って便秘、寝不足を解消すること、体を冷やさないこと、母乳に良い食べ物を摂ること、などがポイントとされています。そして、搾乳・母乳マッサージを試すことも有効です。